愛知県半田市にある「ミツカンミュージアム」はお酢作りの工程や歴史について学べる体験型ミュージアムです。
2024年3月15日にリニューアルしたそうで、最新のミツカンミュージアムを子どもたちと体験してきました!
オリジナルの味ぽんが作れたり、ゲーム感覚でお酢のことを学べたりと、子連れのお出かけにもおすすめです。
子どもを連れてミツカンミュージアムに行ってみようかなと思っている方の参考になれば嬉しいです。
1:ミツカンミュージアム基本情報
MIM(MIZKAN MUSEUM)
ミツカンミュージアム
住所 | 〒475-8585 愛知県半田市中村町2-6 |
電話番号 | 0569-24-5111 |
営業時間 | 9:30~17:00 |
休館日 | 木曜日・年末年始 |
1-1:アクセス
車を利用する場合
名古屋市内から高速道路利用で約1時間。
「知多半田I.C.」より15分程度。
公共交通機関を利用する場合
・名鉄河和線「知多半田駅」下車。徒歩13分
・JR武豊線「半田駅」下車。徒歩3分
1-2:事前予約を必須。希望のコースを選ぼう。
見学には予約が必須です。
予約の際に「全館コース」と「ミニコース」を選んで予約します。
全館コース
このコースはMIMの展示全てを見学できるコースです。
利用料金 大人 500円
中高生 300円
小学生 200円
乳幼児 無料
滞在時間 120分
開始時間 ①10:00~ ②10:30~ ③11:00~ ④11:30~
⑤12:00~ ⑥12:30~ ⑦13:00~ ⑧13:30~
⑨14:00~ ⑩14:30~ ⑪15:00~
ガイド付きでコースを回ることができます。
全館コースはその名の通り、全部のブースを回ることができます。
1階と2階を階段で昇り降りすることがあります。
足腰に不安がある方や車いすの方でエレベーターを使用したい方は電話での予約をしましょう!
※ベビーカーは使用不可だそうです。
ミニコース
「大地の蔵」と「光の庭」を自由に見学できるコース。
公式サイトでは小さなお子様におすすめとあります。
利用料金 大人 300円
中高生 200円
小学生 100円
乳幼児 無料
滞在時間 120分
開始時間 ①10:00~ ②10:30~ ③11:00~ ④11:30~
⑤12:00~ ⑥12:30~ ⑦13:00~ ⑧13:30~
⑨14:00~ ⑩14:30~ ⑪15:00~
1-3:館内設備
駐車場
第一駐車場に約40台、第二駐車場に約50台停められます。
バリアフリー
バリアフリー施設です。
館内の1階と2階の行き来にはエレベーターを使えます。
ベビーカーの使用は不可としているそうです。赤ちゃん連れの方は抱っこ紐等を使用して見学してください。
無料ロッカー
エントランスに無料のロッカーがありました。
大きいサイズと小さいサイズの2種類あります。
アウターやかさばる荷物は預けてから見学するのがおすすめです。
お寿司マークのコインロッカーに子どもたちがテンション上がってました!
授乳室
エントランスに授乳室があります。
赤ちゃん連れでも安心していけますね。
1-4:予約不要で見学できる日もある
4月21日(日)は無料かつ予約不要で、館内(大地の蔵、光の庭、ショップ)を見学できるそうです!
ガイドもなく自分のペースで見学できるそうです。
もともと利用料金は安いと思うのですが、よりお得に見学したい方にはこの日に行くのがおすすめです!
2:5つのゾーンの見どころ
我が家は全館コースを選んで、見学しました!
リニューアル後のミツカンミュージアムの見どころをお伝えします。
2-1:大地の蔵
たくさんの大きな樽が並んでいて、江戸時代のお酢づくりについて学べます。
子どもたちは自分の背丈より何倍も大きい樽を見て驚いているようでした。
ここでスタッフさんがお酢づくりの工程について説明してくれました。
次のブースに行く前に、お酢づくり体験ができるデジタルコンテンツがありました。
画面に映る材料を集めて、お酢づくりを体験できます。
120㎝以上あれば体験できるので、長男と一緒にやりました。
楽しかった!自分の顔が職人さんの顔になって、自分が作ってる見たいで面白かったよ!
2-2:風の回廊
ここからガイドさんがついていたのですが、なぜかここはさーっと通りすぎるだけで、「???」となっていました。
半田と共に歩んできたミツカンの歴史を知れる場所だったそうです。
写真にあるのれんのようなものは、半田山車祭りで活躍する山車の法被がモチーフになっています。
ずらりと並んでいるだけで、なんかかっこいい場所でした。
2-3:時の蔵
真っ暗な部屋に入ると始まるプロジェクションマッピング。
映像の映し出された先にあったものは巨大な船。
「弁財船」と言って、半田から江戸までお酢を約1週間ほどかけて運んだ船を再現したものになります。
とっても大きいのにこれでも当時では小型な方だとか。驚きです。
壁面に展示してある年表を追って、ガイドさんが重要なところを説明してくれました。
お酢づくりの発展はお寿司の発展と深い関わりがあること、半田とミツカンの歴史を知ることができました。
この弁財船は眺めるだけではなく、実際に乗ってみることができるのです。
弁財船に乗って、スクリーンに映されたアニメーションで江戸時代にタイムスリップ。
江戸時代の様子やお酢を江戸に運ぶまでの様子を知ることができます。
「デザインあ」に出てきそうなアニメーションがとてもおしゃれで、映像に合わせて風が出たり、雷のような演出があって、子どもたちも食いついていました。
2-4:水のシアター
小さな映画館のような場所で、四季の移ろいと食がテーマの映像を鑑賞します。
ミツカンのキャッチコピー「やがて、いのちに変わるもの。」を貫いてきたミツカンの意志を感じる映像でした。
短い映像だったけど、感動させられる内容でした!
明日からも子どもたちのご飯作るの頑張ろうって思えた。
2-5:光の庭
ここが気になっている人が多いのではないでしょうか。
我が家もオリジナルのMy「味ぽん」を作りたいと思っていました!
ここのブースでは、受付時に渡されたコインとミツカンのドリンクを引き換えることができます。
この日はブルーベリー黒酢を試飲することができました。
スーパーで見かけたことはあるものの、飲んだことがなかったので試飲できるのが嬉しかったです。
ブルーベリーの甘さで黒酢の酸っぱさが和らいでとても飲みやすかったです。
ずらっと並ぶ美味しそうなお寿司!
お寿司とお酢の歴史を学んだ後なので、美味しそうなお寿司に思わず手が伸びそうに。
この下の引き出しにはさまざまな地域のお寿司を紹介するコーナーがありました。
他にも、子どもが喜びそうな展示がたくさん。
味ぽんスタジオでは1本200円の味ぽんを購入すると、オリジナルのラベルを作成できます。
プリクラの要領で撮影すると、自分たちだけのラベルが出てきます。
撮り直しは一回だけなので、気をつけてくださいね!
実は、この「光の庭」についたのが退出時間まで残り40分程度しかありませんでした。
本音を言うと、子どもも私も、もっとこのブースを見て楽しみたかったです。
それでも一通りの展示をみて、味ぽんも作れて、大満足でした!
3:MIMアプリをダウンロードしてもっと楽しもう
MIM MIZKAN MUSEUM
MIZKAN PARTNERS CO.,LTD.無料posted withアプリーチ
MIM MIZKAN MUSEUMの公式アプリがあります。
このアプリがあると、ミツカンミュージアムをより一層楽しめます。
館内の各ゾーンにあるイラストを読み取ると、アプリ上でMIMコレクションというものをゲットできます。
集めたMIMコレクションと一緒に写真を撮ったりすることができて、館内を回るのがより楽しくなりますよ。
4:ミツカンミュージアムに行ってみた家族の感想
楽しかった!ゲームで未来の食べ物を作ったのが面白かった!
お寿司がいっぱいあって美味しそうだった。
思っていた以上に楽しめたし、とっても要点を抑えて歴史やミツカンの発展を知れて楽しかった!でも正直なところ時間が足りなかった(泣)
ええ今回見切れなかったところをまた見学したいと思える素敵な施設でした!
これで大人500円は安い!と思える施設だった。よく目にしていた商品なのに、ミツカンの商品だと知らなかったものもあったよ。
ママが気になっていた「ZENB」という黄えんどう豆からできたパスタもミツカンの製品でした!!
4-1:どっちのコースを選ぶべき?
未就学児がいるなら「ミニコース」
公式サイトにあるように、未就学児がいるなら「ミニコース」がいいなと思いました。
「光の庭」の楽しい体験ブースに時間を割くことができるので、より楽しめると思います。
「全館コース」では静かにガイドさんの話を聞く場面もあるので、動き回りたい時期のお子さんには向いていないかもしれないです。
うちの4歳と7歳は静かにするところは静かにできていたのですが、ガイドさんのお話を聞く場面では少し飽きてしまっていました。
しっかり学びもありながら楽しめるのは「全館コース」
自分たちだけで回るよりも、ガイドさんがいるので、要点をしっかり抑えて学ぶことができます。
ガイドさんがいますが、自分のペースで見学できる場面を設けてくれています。
また、要点を抑えて説明してくれるので、展示の説明文や資料の内容も入ってきやすいと思います。
ミニコースでは入れない部分の展示がとっても学びが多いですし、「時の蔵」はぜひ見てもらいたい展示です。
我が家は全館コースにして良かったと思っています。
5:まとめ
2024年3月にリニューアルした、ミツカンミュージアムに初めて行ってきたレポをご紹介しました。
お酢のこともお寿司のことも、ミツカンのことも楽しみながら学べて、とっても楽しいお出かけになりました。
子連れで滞在時間が決まっているせいか、「もうちょっと見たい」が残ったこともあり、また行きたい!と思える場所でした。
愛知県半田エリアに行く際はぜひ立ち寄ってみてください。