たまたま本屋さんで見かけて、表紙のかわいさとめいろ好きの次男にいいかも!と思って購入しました。
「あそび編」をあっという間に解きおわり、今は「まなび編」にトライしています。
ただの迷路とは違って、あたまを使って解いていくので、算数力が磨かれそうです。
あそびながら知育にもなるこの本について紹介します。
この本はこんな人におすすめ
・迷路が好き
・パズルが好き
・読むだけの本が苦手
・子どもと楽しめる知育に興味がある
1:「あたまのよくなるめいろ あそび編」と「あたまのよくなるめいろ まなび編」はどんな本?
「あたまのよくなるめいろ あそび編」と「あたまのよくなるめいろ まなび編」は「花まる学習会」の代表である「高濱正伸」さんが監修しています。
試行錯誤と発見をたくさん経験した子は、集中力、やり抜く力、自信、想像力、物事を楽しむ力、論理的思考力といった「あと伸び」するために必要な、学力の土台ができます。
引用元:あたまのよくなるめいろ あそび編|高濱 正伸
試行錯誤と発見をたくさん経験できる=「学びになるあそび」に有効なのが迷路であるとおっしゃっています。
迷路に取り組むうちに、学力の土台となる考える力を養うことができるようです。
対象年齢は「あそび編」が4歳から、「まなび編」が6歳からとなっています。
「あそび編」の方は全てひらがなとカタカナで記載されていて、初めて出てくるカタカナには全てルビがふってあります。
「まなび編」の方には漢字も出てきますが、全てルビがふってあるので、お子さん一人でも読み進められます。
2:おすすめポイント
①色々なタイプの迷路を楽しめる
この本の迷路のほとんどはシンプルな作りなのですが、ゴールに向かうまでに色々なルールや条件が追加されています。
この”ルール”がそれぞれの迷路の面白さになっています。
ルールの例
「ぞうのとおりみち」の迷路
この迷路のルールは”まるい角しか曲がってはいけない”ことです。
見た目はシンプルで簡単そうですが、よーく考えないとゴールには行けません。
一見簡単そうに見える迷路も”ルール”を守りながら進むと・・・あれ?ここは進めない!と他の手順を自然と考えるようになります。
「あそび編」と「まなび編」を比べると、あそび編のルールの方が少し簡単にトライできるようになっています。
②一つのテーマで難易度が少しずつ上がる
同じテーマとルールにつき問題は4つ用意されています。
初めの問題は、ルールの確認をしながらゴールにちゃんと辿り着けるぐらいの難易度。
2番目、3番目とページが進むごとに難易度が上がっていきます。
ときどき大人でも難しい問題があるけど、子どもと一緒に考えるのが楽しい!
③迷路の他にも「おまけもんだい」がついていて面白い
各ページの下に「おまけもんだい」といって、迷路に関連したクイズや教養の問題などがついています。
「あそび編」の一番初めの迷路の「おまけもんだい」には
「10びょういないでできるかな?」
と指示がありました。
そのおかげで、子どもの闘争心に火がついたようで、目の色が変わった気がします。
早くやる、となると適当に進みがちな迷路ですが、”ルール”があるおかげで、丁寧かつ早く解こうと頑張っていました。
3:デメリット
①本の最後にあるパズルが厚紙で切り取りにくい
4歳からできる本ですが、このパズルの切り取りは親が手伝ってあげるのが良さそうです。
パズル自体もバラバラになって無くしそうなので、我が家では小さいジップロックに入れて本と一緒にクリップ留めしています。
もしパズルがなくなってしまっても、白紙のパズルシートがついているので、自分で作ることもできます。
②「あそび編」と「まなび編」で本の大きさが違う
個人的にはそんなに気にしてないのですが笑
なんとなく同じシリーズとして本棚に並べた時に揃っていた方がいいなと思いました。
「あそび編」は4歳からとなっているので、小さめの装丁は小さい子にも手に取りやすくていいと思っています。
4:まとめ
我が家の4歳の次男は迷路が大好き。次男が好きそうだから、という理由で購入したのですが、購入してよかったと思っています。
ただ指で辿るだけでは終わらない、じっくり考えて取り組めるので、迷路好きな次男にもやりがいがあるよう。
著者も言っているように、論理的思考力、集中力などが自ずと身についていきそうな感じがします。
ドリルなどのいかにもお勉強、となると子どもも親も疲れちゃいます。
迷路で楽しく頭を鍛えられるのはいいですよね。
お家時間や親子の時間にこの本を取り入れてみてはいかがでしょうか♪