雑誌「momo」の博物館特集で、滋賀県立琵琶湖博物館を知りました。
「琵琶湖」というと、日本で一番大きな湖、ということくらいしか思い浮かばなかった私。
少し記事を読んでみると、「ゾウ」「化石」「縄文時代」など何やら琵琶湖と関連がないと思っていたワードがずらり。
生き物の展示もあるみたいだから、子どもと行ったら楽しそう!
夏休みの帰省ついでに琵琶湖に行って、この博物館に行ってみよう!
と滋賀県立琵琶湖博物館に行くことにしたのです。
この記事では、我が家の失敗談を踏まえて、滋賀県立琵琶湖博物館の子連れ目線での楽しみ方をご紹介します。
1:滋賀県立琵琶湖博物館はじっくりみるなら1日かかる?時間配分を考えておこう!
我が家の失敗 その1
夏休みの旅行の一つの目的地として滋賀県立琵琶湖博物館を選んだ我が家。
滞在時間は11時から14時くらいまでを予定していました。
予定では、11時から13時に展示を見て、13時からランチに行けたらいいなと思っていたのですが・・・
実際は2時間ほど経っても展示は見切れず、途中で切り上げたところも。
展示のボリュームが想像以上で、予定していた時間内に全てを回れませんでした。
滋賀県立滋賀県立琵琶湖博物館には大きく分けると「A展示室・B展示室・C展示室・水族展示室・ディスカバリールーム・おとなのディスカバリー・屋外展示」の7つの展示エリアがあります。
とっても広くてボリューム満点なので、あらかじめ公式サイトで行きたい場所をチェックしておきましょう。
2:子連れなら外せない「ディスカバリールーム」の入室券をまず確保しよう
ディスカバリールームという展示室は、小学生以下の子どもに博物館に親しんでもらうための体験型の部屋です。
我が家の失敗 その2
ディスカバリールームは絶対行きたいよね!
と話しておきながら、時間ごとのディスカバリー券(入室券)をもらっておかなければならないということを知りませんでした・・・
ディスカバリールームに入ろうとした時には時すでに遅し。
その時間の整理券はなく、遅い時間のディスカバリー券しかありませんでした。
ディスカバリー券はディスカバリールームの入り口近くに配置されていました。
入館してすぐの広場からは死角になっていて気づきにくいです。
入館したらまずはここをチェックすることをおすすめします!
3:レストランは1ヶ所だけ。お昼時は混雑します。
琵琶湖でとれるブラックバスを使った料理や、近江牛などがいただけるレストラン「にほのうみ」。
ここでしか味わえない魚料理を食べるのも貴重な体験になりますよね!
我が家の失敗 その3
琵琶湖博物館内のレストランでランチに行く予定でした。
しかし、夏休み中の日曜日ということもあり、13時頃にレストランに行ったら20組くらいがウェイティングリストに記入されていました。
流石にその人数を待ってはいられず、レストランでのランチは断念しました。
夏休み期間中だし、もう少し混雑を考慮しておけばよかった。
館内のレストランはこの「にほのうみ」だけ。
スケジュールに館内での食事も含めるなら、レストランが混雑する時間を考慮して展示を見て回るようにしましょう。
4:滋賀県立琵琶湖博物館の展示内容は難しい?
「博物館」と聞くと、ちょっと退屈そう・・・?
幼児にはまだわからないんじゃ・・・?
と敬遠しがちですよね。
でも滋賀県立琵琶湖博物館はちょっと違うんです。
展示の仕方や見せ方が子どもでもわかりやすく飽きないような工夫がされていると感じました。
発掘調査員の制服や林業の制服を着て記念写真
制服を着て写真を撮ったら、琵琶湖博物館に来た記念にもなって楽しいですよね。
足元には動物の足跡の化石のレプリカがあります。
化石を発見!なんてポーズもいいかもしれないですよ♪
大迫力の模型たち
ダイナミックな骨格標本などが目を引く展示が多いです。
子どもとゾウさんの下をくぐってみることもできます。
ゾウの裏側はゾウの骨格になっていて、ゾウの体の中ってこうなってるんだねー!!と子どもと会話も弾みます。
ボタンを押す、自分で動かす、触ってみる、匂いを嗅ぐ展示
氷期の気温を体感できるなんて面白いですよね。
夏にぴったりなひんやりできるスポットでした。
他にも、地層の動きを自分で動かしてみたり、標本を触ってみたりできるところもありました。
水族館みたいにたくさんの魚や生き物に会える
水族館に来たのかなと思うくらい、きれいな水槽のトンネル。
淡水の魚や、古代魚なんかもみれます。
ここでお魚に釘付けになっている子どもたちがたくさんいましたよ♪
デジタルツールで情報をみたりクイズに挑戦
展示のところどころにデジタルツールがあって、画面に表示されるクイズに子どもたちも取り組んでいました。
設置されているタブレットで「近江八景」にカメラをかざすと、目の前にある「丸子船」が出現し、江戸時代の頃の丸子船の様子を知ることができます。
琵琶湖自体の歴史、琵琶湖を取り巻く文化、琵琶湖に生息する生き物や植物などと、「琵琶湖」をさまざまな切り口から伝えてくれる博物館でした。
正直なところ、時間が足りなくて私は不完全燃焼。
私の知的好奇心がくすぐられて、もっとゆっくり説明を読みたいし、標本もじっくりと比べながら見たい!という気持ちになりました。
子どもと一緒だとなかなか難しいところもありますが、またゆっくりと時間を設けて来たいと思える博物館でした!
5:滋賀県立琵琶湖博物館|基本情報
住所 :滋賀県草津市下物町1091
電話番号:077-568-4811
開館時間:9:30~17:00(最終入館16:00)
休館日 :毎週月曜日(休日の場合は開館)、臨時休館あり
入館料 :一般(常設展示)800円
一般(企画展示)300円
高校生・大学生(常設展示)450円
高校生・大学生(企画展示)240円
小学生・中学生(常設展示)無料
小学生・中学生(企画展示)150円
駐車場 :あり 550円(博物館利用者には総合案内所で駐車無料サービス券を配布している)
公式HP :滋賀県立琵琶湖博物館
公式Insta:@biwahaku