お子さんのトイトレ、順調ですか?
我が家は順調だったことは一度もないです・・・。
同じ年の周りの子がどんどんトイトレのステージをクリアしていく中、我が子と私はどんどん迷宮入りしていくような感覚さえありました。
それでも、いつの間にか長男も自分でトイレができるようになり、夜もパンツで過ごせるようになり、いつの間にか小学生になりました。
夜のおねしょがなくならない
実は、長男は夜のおねしょがずーっとありました。
年長さんの時でも週に数回、おねしょをしていました。
本人の意思でオムツではなくパンツを履きたいと言っていたので、
パンツを履かせて寝ていました。
でもおねしょをするたびに洗濯しなければならないし、
本人に怒ってはいけないし、
だけど一向にできるようにならないことに本当にストレスが溜まっていました。
怒ってはいけないとわかっていても、つい口調がきつくなってしまったり、
イライラをぶつけてしまうこともありました。
イライラせずに、怒らずに、トイトレを成功させられる親いるんか?
と、とっても悩んでいたんです。
小児科に相談してみた
年長さんの秋、就学前検診があったりして、小学校入学ももう見え始めてきた頃、
小児科におねしょのことで相談しに行ったんです。
小児科の先生からは
①夜寝る前にお水を飲みすぎないこと
②就寝準備の時にトイレに行き、寝る直前にもトイレに行くこと
③塩分を控えめにすること
④今はそんなに気にしなくていい。小学校入ってから、様子を見てまたきてください。
とアドバイスをいただいたのです。
でも全然腑に落ちなくて。
そもそも長男は寝る前に飲むお薬が色々あって、お水を飲まないといけなかったし、
寝る前にはちゃんとこまめにトイレに行ってたし、
塩分もそんなに取りすぎる生活じゃないと思う・・・
とすぐに取り組める対策!って感じではなく、もやもやが残ってしまったんです。
Eテレの「アイラブみー」に救われた
そんな時にEテレの「アイラブみー」の「なんでおねしょしちゃうんだろう?」を観たんです。
寝る前にトイレに行ったり、お水を飲まないようにしたり・・・と自分なりの対策をしているのに、おねしょしてしまう主人公のみー。
でもそのお話の中で、おしっこタンクのタンキーちゃんがでてくるんです。
おしっこのタンクは人によって成長度合いが違うこと、まだ十分な大きさになっていないことを知ったのです。
これを観た私はなんだか心が少し軽くなったんです。
そうか、うちの子のタンキーちゃんもまだ成長途中なのか。
本人はどうしようもないし、タンキーちゃんの成長を待とう!
という気持ちになれたんです。
その後も、おねしょが劇的になくなることはなかったんです。
毎日のようにおねしょズボンを洗い続け、
我が家の2着のおねしょズボンは擦り切れまくっています。
小学校入学になっちゃった
心配な気持ちは無くならないまま、
小学校に入学しました。
小学校が始まって、3日連続おねしょがありました。
やっぱり環境の変化もあるし、まだまだおねしょとは付き合って行かないといけないな・・・と思っていたんです。
宿泊学習のある高学年になるまでにはなんとか・・・という思いでした。
でも!
小学校生活が軌道に乗ってきたら、
気づいたら毎日おねしょしなくなったんです。
入学時の3日連続から、ぱたっとおねしょがなくなったんです。
本人も嬉しそうだし、私もタンキーちゃんが成長したんだな〜とあったかい気持ちになりました。
子どもの成長は一人ひとり違う。ゆったりと待とう。
親が焦ってしまっても、体の成長はひとそれぞれ。
わかってはいるつもりでも、なんか近くの子どもと比べてしまいがち。
比べない比べない。
親が焦ってもしょうがない。
ゆっくり、でも確実に成長しているはず。
信じて寄り添うことが必要なんだな、と考えさせられました。
時々おねしょしちゃう弟に長男が
「まだタンキーちゃんが大きくなってないんだね。これからかなぁ〜」と言ってあげてて面白いなと思いました。